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活動について

ぬぬぬパナパナ=布の端々

沖縄県八重山地方の方言よりの造語で、「ぬぬぬ→布の」「パナパナ→はしばし」

「ぬぬぬパナパナ」の活動について

活動の3つの柱

  1. 展示会(うちくい展)
  2. 作家たちの染織作品をはじめとする工芸品の販売(うちくい展での販売も含む)
  3. 各種ワークショップ(対象は内容に応じて、染織従事者、一般消費者、ぬぬパナ会員など、随時変更)

◎はじまり

2000年、夫の石垣島への移住をきっかけに染織家の森 伸子さんと巡り合い、八重山の染織、その自然の恵みとともにある布づくりを知った。

南西諸島
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苧麻や芭蕉を育て、刈り取り、炊き出し、繊維を採って、撚りをかけ、糸をつくる。雑草と闘いながら藍を育て、建てる。自然からのおすそ分けである。

染料となる草木を採る、炊く、染める。ようやくハタ(織機)にかけて織り始める頃には、全工程の8割方まで進んでいるのである。そのほとんどが農作業に近い、都会育ちの私には気の遠くなるような肉体労働だ。産業革命後の大量生産と流通の効率化で、忘れそうになっていた、本来の布づくりの姿だった。感動した。

この感動を都会の人々に伝えたい。この布を手に取って、触ってもらいたい。日々の生活の中で最後の糸くずとなるまで、使い込んで味わってもらいたい。 また、シマ(島)では染織に取り組む若者も多いが、これらの工程に見合った価格で作品を発表し、それで生計を立てられるようになるまでの道は長く、断念する者も多い。そんな若者も応援したい。・・・何か良い手立てはないものか?

そんな時に、西表島の染織作家、石垣昭子さんから「ひじりうちくい」の話をうかがった。「てぃさーじ」と並ぶ、祈りを込めた「思い布」だ。現代の沖縄では、その言葉すら忘れられつつあるが、今沖縄で染織に携わる人々が「うちくい」をテーマとして、それぞれの想いを込めて、それぞれの素材と作風で表現した布が一堂に会したら・・・オモシロイではないか。何より私が見てみたい! こうして、2004年第1回目の「うちくい展」が始まった。

◎そして・・・

2004年、2005年と、折からの沖縄ブームと切り口の新しさからか、たくさんの方が「うちくい展」を訪れてくださった。そして、ズブの素人だった私もこの2年のうちに、たくさんの人に会い、多くの事を学んだ。

なかでも、高橋裕博さんと出会った事は大きい。明治中期に輸入された、合成各種金属イオンによる媒染剤(媒染はドイツ語の"Beizen"に由来する)を使わない、日本古来の染色技法を研究する、彼の実践に基づく知識量は底知れない。「うちくい展」に参加している若者達に教えて欲しいと思った。皆には学んでもらいたいと思った。単に染色にとどまらず、繊維の事や、道具の事、つまり「素材」に関するすべてを。先人の知恵を。知識の引き出しは多ければ多いほど、選択肢が増えてより良いモノがつくれるのではないか?

・・・しかし、仲間内だけで「勉強」して自分達だけがカシコクなれば良いのか? 沖縄は、地域やその携わる環境により形態こそ違え、手織りの染織に携わる人口がとんでもなく多い。皆に声をかけてみようか。地域の特性を活かしたモノづくりが、現代を生き残るカギならば、その特性とは何かを皆で勉強しよう。かくして、ワークショップが活動の柱のひとつに加わり、「うちくい展」という展示会は「ぬぬぬパナパナ」という総合的な活動へと進化していったのである。

◎これから・・・

「食」に関して消費者は、その食材がどこで、どのような方法で生産されたのかという事にキビシイ。当たり前である。高価な呉服を購入する消費者が「証紙」一枚で納得する。不思議である。

ぬぬぬパナパナで扱う製品は、「誰が、どこで、どのような素材で、どのようにしてつくったのか」を明確に消費者に伝えていき、伝えても恥ずかしくないモノづくりを目指す。

その成長の過程も含めて、ぬぬぬパナパナのモノづくりにご期待ください。

2007年9月1日
ぬぬぬパナパナ 代表 小田令子

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