2010年2月 7日 (日)
藍


藍甕に浸して絞るわたの糸 光にかざすとき匂ひ立つ
久留米絣の松枝哲哉さんと言う方が今年の宮中の歌会始で詠まれたうたらしい。メールで知人より送られてきたものだ。
本当は光にかざさなくても匂っているけどなぁと思う。人によっては"匂い"というより"臭い"に感じられるかもしれない。藍の匂いとしかいいようのない香りがあるのだ。藍染めをみたことある人なら、きっと、甕から引き上げ絞って、空気に触れたところから緑が青に変わっていく色の変化が"匂い"に感じられるかも知れぬと思う。
とても不思議なものだ、藍染めと言うものは。何故、青になるために緑にならねばならぬのか。緑だったものはいったい何処へ行ってしまうのだろう。
緑や青と言う色は、地球を表す色だと思う。どちらも美しく穢れなき色であってほしいと願うのだ。