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ぬぬパナ・リレー日記

ぬぬぬパナパナの活動に携るみんなの日記です。主には「うちくい展」の出展作家が日記をリレーしていきます。制作に係わるコト、日々の雑記も含めた、各地からの便りです。
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2010年3月 6日 (土)

自然のカタチ

葛西由貴

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最近の波照間チームの日記は西表島の紅露工房の合宿についてなので、私も便乗して。。

ここ1年私の行動範囲は波照間島と石垣だけでございまして、西表島に行けるということに早い時期からウキウキワクワクしておりました。

宿舎から工房までの交通手段は歩き。普段島にいると1時間歩く事なんてなかなかないので、クタクタに疲れるのかと思いきや。。。五感がフル活動して沢山のことを感じました。

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波照間島にはない山。なかなか見れないカンムリワシを毎日見たり、海は湖のように静かで波照間にはない沢山のマングローブが綺麗な青々とした緑で、清々しく気持ちが良い。野菜も植物も波照間に比べると大きかったり、波照間では夕方の西日が強く暑いのに対し、西表島は木々が沢山あるので日影があり風が心地よい。見慣れない光景が凄く新鮮で、体がとても軽い。

同じ八重山なのに全然違う。

空気・色・匂い。

これは染織も同じで、紅露工房で学んだことを波照間で同じようにやっても同じ結果は出ないかもしれない。けれど学んだことはすべて私たちの知識知恵となり、これからの難問のヒントとなる。

大きな違いは湿度。日差しの強さ。海水の濃度。真水の軟硬。

学んだ事を生かして自分たちのモノにするには、とにかく島の環境で自然と仲良く長く付き合うことである。

今回の合宿で染織の工程や技術だけではなく、もっと深い大事なことも学びました。

染織はまず植物なしでは出来ないし、綺麗な海の潮の力や太陽の光。必要なのはすべて自然の力。長く付き合うには気をつかって大事にしていかなければならない。波照間にも最高の環境、材料はそろっている。それをどう生かすかは自分達次第なのであります。

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石垣昭子さん・金星さんの生活のそのものが自然と一体化していて、やっていることが自然に思いやりがあり優しく、美しく感じました。自然へ姿勢や心構えが良いからこそイイ物が作れる。

染織=自然

こうやって考えると、合宿前は染織に対して固く、丈夫な箱に情報を詰めていたけれど、合宿を終えてみたら自然と考えは角が取れて、丸くやわらかくなっていました。

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これから今回の合宿で学んだことを生かして、時間がないのですがうちくい展への作品製作をします。
作品にその成果が出るように頑張りたいと思います。