2010年11月28日 (日)
珈琲タイムの脳みそ
この頃私にはひそかに楽しみにしている時間がある。それはこれ。

南の島の波照間島も最近の夜は風が冷たく寒いので、温かい飲み物が美味しく頂けるのです。仕事が終わってオウチに帰ると楽しい自分の時間の始まりです。まずヤカンに火をかけ、手動のミルで珈琲豆をゴリゴリ。。ペーパードリップでユックリと膨らむ珈琲豆たちと香りを楽しみながら珈琲を煎れます。冷えた体を温かい飲み物でホカホカにして、静かにユックリ時間を過ごす。
音のない部屋で静かに黙って珈琲を飲むとその日その日で自然の音が聴こえてきます。ある日はフクロウが鳴く声。猫が喧嘩をしている声。ある日は、北風が強く吹いてガタガタと扉を叩く音。ポツポツと雨が降る音。その時の気分よっては、いつも聴いている音楽の音やテレビの音が邪魔に感じることがあるけれど、自然の音って邪魔にならないのです。
気持ちが落ち着き始めると私の数少ない脳の引き出しがそれぞれ物事の出し入れをして開けたり閉めたり。頭の整理整頓を行います。その時に脳が選ぶ話題は私の場合、だいたいフザケタ事が多いが、それについて考えてみる。宝くじ当たったらどうするか。今津波が来たら。。とかたまに私ってコンナ事考えたりするんだと他人事のように思ったり。
テレビがなかった昔の人々も、私と同じように静かに自然の音に耳を傾けボケっと何かを想像したり考えたりして頭の中で遊んでいたのだろうか。。。

原始=自然なままで、未発達・未開発の状態。
自然の音に耳を傾け肌で感じる。野菜は自分たちで植え、魚は自分たちで仕掛けを作って釣り、沢山出来た野菜や大漁だった魚はイロンナ人に分けてあげる。子供たちは裸足で外を元気に走り回り、オジィオバァは暑くても風が強くても「ゆんたく」しながらゲートボールやグランドゴルフを楽しむ。
まさに波照間は原始である。
島の神と自然の恵み、何より人口の少ない島で共に生活をしている島民に感謝して、人と人とが向き合い信頼関係を深め時間や物を共有する。この環境では不便な面ももちろんありますが、おかげで私も人の温かさをシッカリ感じ、人という生き物の本来の大事な「原始な部分」が残り、たくましく生活出来るのだと思います。

このように私の珈琲タイムはただ黙って珈琲を飲んでいるのではなく、実は落ち着いて何かを自分なりに真面目に考えたりふざけてみたり楽しい時間なのです。皆さんも忙しくてもたまにはゆっくりお茶でも飲みながら、脳みその中の「小さな思っている事」や「ウヨウヨプラプラしてること」についてじっくり考えてみたら新しい発見があるかもしれません。