2011年5月11日 (水)
糸のこと 2
チョマや芭蕉は大切に使っていきたい糸ですが、私の布のベースは絹です。扱い易く発色が美しい。西表は染料となる植物が豊富だし、島自体が美しい色の宝庫。そんな中で生活していると色で表現したくなっていくんでしょうか。絹はもってこいの素材です。でもどれだけ染めても、糸のよさは生きている!逆をいえばテキトーな糸でごまかしは出来ない。となるとやっぱりこだわりたくなり厳しい道へ・・・
しかーし絹の道までずぶずぶ入ってしまうと布になるまであまりに気が遠い。蚕さん、惹かれるんですけどねえ。プロの方にお任せします。買うにしても何がいいんだか悩みますし、先々ずっと供給されるのか不安はいつもつきまといます。
ショール用には繭だけ買って自分で糸を引いてます。ざくりは持ってませんので手で引いて新聞紙の上にパラパラと・・・これでも芭蕉やチョマに比べたら大量生産です。引き具合でよろけが出来て、そのまま染めて使うのでふっくら柔らかな仕上がりです。他では手に入らない糸なので、体はしんどいけどやっぱり続けていきたいです。