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うちくい展:今後の予定

第4回うちくい展「de-sign ー指し示すー」

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「なぜ、布を織るのか?」
素材を育て繊維にし、自然から頂いた染料で染め、そして織る。それぞれの素材は苧麻、芭蕉、和綿、絹と地域によってさまざまだけれど、日本各地にそんな仕事をしている人達がいる。安くて、しかもそれなりに良質な布や衣服が簡単に手に入るこの現代において。彼らは何につき動かされて、一心に布を織るのか?

武蔵野身体研究所主宰・矢田部英正氏は「デザイン(de-sign)とは、中世ヨーロッパの象徴主義者によって育まれた言葉で、物事を「永遠なるもの」とのつながりにおいて『指し示す』ことに由来する」(2008.10.26 朝日新聞)と述べておられる。うちくい展で紹介する作品は(作り手本人は気づいていないかもしれないが)、「永遠なるもの」=神=自然のもたらすモノを我々に「布」というカタチに示して、伝えているのだと思う。作り手は巫女さんみたいなものだ。

永遠なるもの=神=自然。私の解釈するその図式は、都会に暮らしていると理解し難いかもしれない。自然と素材に正面から向き合い、いとしさと祈りをこめて、より良い布となるための工夫をこらし、格闘し、手間暇かけて織り上げる。結果、それらの布には「何か」が宿る。私は、多良間のヒデおばぁの織った、やさしく気負いのない着尺を身に付けると、「自然」とおばぁの愛情に包まれたようでなにやら心やすらぐのである。この感覚を一人でも多くの人に伝えたくて、そうしてそういう世界に馴染むうちに私にもあなたにも、自然という神が降りてきて、一緒に遊べるようになるのではないかという期待をこめて、「うちくい展」を続けている。「なぜ、布を織るのか?」と問い続けながら・・・。

                ぬぬぬパナパナ・「うちくい展」主宰
                             小田令子


◎スケジュール
【京都展】
会期:2009年4月16日(木)〜20日(月)
時間:11:00〜18:00
場所:「錦鱗館」(京都市左京区吉田神楽岡町3)
   *会場地図 
電話 090-5974-8372(会期中のみ受付)
入場無料

【東京展】
会期:2009年5月28日(木)〜6月3日(水)
時間:11:00〜18:00
場所:「ラミュゼdeケヤキ」(東京都新宿区内籐町1-6)
   *会場地図
電話:03-3353-7277(会期中のみ受付)
入場無料


◎出展作品(展示と販売)
うちくい/てぃさーじ/刺し子布
芭蕉着尺・帯/八重山上布/和綿着尺/手締めミンサー帯/地機角帯/地機絹着尺/山着/絹紬花織/ぐんぼう着尺/琉球絣着尺/友禅羽裏/お召し/絹着尺・帯/ふんどし

◎出展作家
与那国島 つのだれいこ、我那覇亜紀子
西表島 紅露工房(石垣昭子・森田みゆき)、亀田恭子、前津雪絵
竹富島 島仲由美子
石垣島 森 泉、「からん工房」深石美穂、滝沢 都、上原久美、
    津田明子、宮良 断+宮良ゆうな(陶器・東京展のみ)
多良間島 西筋ヒデ、浜川史江
沖縄本島 大城拓也、白井 仁、近岡恵子、平山ふさえ、平澤美和子、
     古川 優、伊差川洋子染色工房、
     「木創舎」城間光雄(家具・東京展のみ)
奄美大島 石川昌子
九州 山本恵子(山恵)、御手洗チサ
京都 高橋裕博、平林久美、織田七兵衛
岡崎 片岡理太郎
郡上 原 千絵
横浜 山本秀司
千葉 永井 泉


会期中、様々な関連イヴェントを行ないます。ぜひご参加ください。
*[ ]はイヴェント番号です。

【京都展】
4/16 オープニング・パーティー 18:00〜
    (池上良慶師 兄弟トリオによる声明と雅楽)
4/17 レクチャー「問わず語りさらば呉服・働けキモノ」‥‥[京都A]
    (講師:高橋裕博/ナビゲーター:織田七兵衛氏)18:15〜 
4/18 レクチャー「『お誂え』ってなんだろう?」‥‥[京都B]
    (講師:山本秀司)18:15〜 
4/19 ワークショップ「芭蕉・苧麻が繊維になるまで」‥‥[京都C]
    (講師:平山ふさえ)13:00〜 
4/20 レクチャー「衣・食 同源」‥‥[京都D]
    (講師:高橋裕博/ナビゲーター:織田七兵衛氏)18:15〜

◎お知らせ
17・18日の両日、鼻緒作家の佐藤秀子さんが来場。ご希望の鼻緒を下駄・草履にすげ、また古い下駄・草履の鼻緒すげ替えもいたします。
18日の[京都B]のレクチャーには、染色補正の森本景一さん(http://omiyakamon.co.jp)がゲストで登場。

【東京展】
5/28 オープニング・パーティー
    (安里勇による八重山民謡・ミニミニライブ)18:00〜 
5/29 レクチャー「問わず語り さらば呉服・働けキモノ」‥‥[東京A]
    (講師:高橋裕博/ナビゲーター:織田七兵衛氏)18:15〜 
5/30 レクチャー「『お誂え』ってなんだろう?」‥‥[東京B]
    (講師:山本秀司)18:15〜
5/31 ワークショップ「芭蕉・苧麻が繊維になるまで」‥‥[東京C]
    (講師:島仲由美子)13:00〜
6/1  レクチャー「衣・食 同源」‥‥[東京D]
    (講師:高橋裕博/ナビゲーター:織田七兵衛氏)18:15〜

*イヴェント詳細は、以下のPDFファイルをご覧ください。
2009_uchikui_events_090413.pdf

◎お申込方法
MailまたはFaxのいずれかで下記事項を明記の上お申し込みください。
氏名(参加者全員)
住所・連絡先(MailまたはTel)
参加希望イヴェント名

【お申込先】
E-mail:info@nunupana.com(件名を明記してください)
Fax:06-6852-1156

【お申込受付開始日】
京都展:4月6日(月)より
東京展:5月15日(金)より
いずれも先着順にて受付、定員になり次第締め切らせていただきます。

【お問合せ】
電話:080-1723-9071(小田)


◎レクチャー講師プロフィール
島仲由美子(しまなか・ゆみこ)
竹富町織物事業協同組合理事長。1948年沖縄県八重山郡竹富町に生まれる。1975年八重山上布技術保持者。与那国清介氏に師事。1988年竹富町織物事業協同組合設立にかかわり、2003年より理事長。

高橋裕博(たかはし・やすひろ)
友禅作家。「ひろ2実験工房」主宰。1947年京都府生まれ。高校卒業後、友禅作家・河上峰仙氏に師事し染色全般を学び、1975年独立。1990年、芸術文化振興基金の助成を受け、近世の小袖の復元に取り組む。1999年、2000年とユネスコ主催の「東南アジアの匠」プロジェクトでタイ、ラオスの染色調査やフォーラムに参加。日本竹筬技術保存研究会理事。

山本秀司(やまもと・しゅうじ)
「山本きもの工房」代表。1967年横浜市生まれ。横浜で二代続く和裁士の家に生まれる。20代でグラフィックデザイナーから和裁士に。1995年、縫製の美しさを競う「全国和裁技術コンクール」で内閣総理大臣賞(金賞)を受賞。着物雑誌をはじめ、有名呉服店や染織家の個展の仕立てなどをてがける。また和裁教室を開き、一般の方にプロの技術を伝える活動や、新しい時代に向けたオリジナルデザインの和の衣装を提案・発表している。

織田七兵衛(おだ・しちべえ)
本名:鹿児島蓉子(かごしま・ようこ)1950年神戸市生まれ。京都工芸繊維大学意匠工芸科卒業。パッケージデザインの仕事を続けるかたわら、古代法による植物染めで絹織物を結城の地機で制作。染織の仕事には、先祖代々の屋号名を使用している。工房は(有)アゴスト・アーキスタジオ。

平山ふさえ(ひらやま・ふさえ)
東京都生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。三越パッケージデザイン部を経て、1993年芭蕉布に魅せられ、沖縄の喜如嘉芭蕉布会館伝承生となる。平良敏子氏に師事。2004年独立し、自宅で制作を始める。現在「工房風苧」主宰。


主催:ぬぬぬパナパナ
企画:小田令子
協賛:下村ねん糸、やいま中央クリニック
後援:八重山毎日新聞社

フライヤー編集:江副直樹
フライヤーデザイン:岩下建作
会場設営:田村文雄

◎お問合せ
〒561-0884 大阪府豊中市岡町北1-12-45
Tel:080-1723-9071(小田)
Fax:06-6852-1156(小田)
E-Mail:info@nunupana.com



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