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大林恭子

おおばやし・きょうこ

 

1976年香川県生まれ。筑波大学生物学類卒、同大学院環境科学研究科修士修了、東北大学農学研究科博士課程中退。
青年海外協力隊員としてドミニカ共和国に2年2カ月間赴任。帰国後、あれこれやった後に、縁あって波照間島に移住。石垣昭子さんとの出会いによって、それまで全く興味がなかった染織の、植物の持ち味を生かす手作業の可能性に衝撃を受ける。
普段は、「あやふふぁみ」という食堂を波照間良美と共同経営し、観光シーズンオフには農家の手伝いとして畑作業に汗を流す。元々、野性児だったため、島のあれもこれもやる生活スタイルは性に合っているとみられ、釣り、野鳥観察、草取り、島の行事、神行事のお手伝いなどなどもりだくさんの毎日。
2008年には仲間と波照間島ミニコミ誌『ピヌムトゥ』を発刊。そしてその勢いにのって、染織ど素人の我々の尻を石垣昭子さんにたたかれながら、ピヌムトゥ工房を現在立ち上げ中。
島での日常生活や農業、共同作業で感じる何か(想い・知恵・感性など)を、原始機を使ってどんな風に作品に表現できるか思案中。何十年後になるか分からないが、島の旧盆のお祭りムシャーマのミルク様の衣装を糸も染料も全て島の素材を使って自分たちで仕立てることが夢。

うちくい展と私

食堂の営業や畑仕事をやりながらの作品づくりは正直、かなり時間の制約がある。しかし、島のおばぁ達に話を聞くと、皆、畑仕事や家事炊事育児をやりながら日常生活の隙間で織物をしていたという。
超スローペースかもしれないが、日常生活の中にある染織というスタンスは、日常が刺激や発見に満ちていることからしても私にとっては重要な気がする。まだ、ろくな経験がない私たちを応援し見守ってくださり、波照間島の染織の復活を支援して下さる石垣昭子さんに感謝するとともに、このうちくい展をはじまりとして今後精進していきたい。

 
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