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菅野あゆみ

かんの・あゆみ

 

1976年、大阪府生まれ。1998年、住処を探す旅の末、和歌山県龍神村に移住しました。小さな畑を借りて、土に触れる楽しみを知りました。たまたま頂いて播いた和棉が弾けたのを見て、ワタの美しさと温かさに心踊りました。わずかながら収穫したワタを、なんとか自分の手でカタチにしたいと、糸車を手に入れ、色んな人を訪ねたり、本を読んだりして、紡ぎや織りについて少しずつ学びました。同時に、ガンジーさんの自叙伝に出会い、「自分たちが着るものは自分たちで作る」という自立の思想に希望を感じ、自らの手を動かし、ものをつくって暮らしをたてていきたいなぁ・・と、夢見る日々が始まりました。

2003年、工房名をstudio ayumq(スタジオ アユンク)として活動を開始。以後、年数回のクラフトフェアや展示会に参加しています。2013年、となり町で藍染めをしている友人に糸を染めてもらう機会があり、灰汁発酵建てによる本藍染めの深い「藍色」に触れ、感動しました。これからも、藍の色合いと手紡ぎ綿の風合いを生かした布作りをしたいなと思っています。

ぬぬぬパナパナと私

2011年、夏の盛りに京都Terraでの展示会で、浦令子さんに初めてお会いしました。直球の質問を次々と投げかけられたこと、そして豪快に布を選ばれる様子に、正直面食らってアワアワ、してしまいました。制作姿勢について、肚がすわっていないと自分でも感じるところがまだまだあって、その甘さは、きっとこういう時に出るのだろう。

その夜、一人で車を運転して龍神村まで帰る途中、浦さんとお話ししたことを思い出して、かけられた言葉の奥にあるアツい想いを改めて感じ、じわじわと心が温かくなりました。うまく話せなかったことを悔やみつつ、でもそれが今の私なのだと開き直りつつ。

素晴らしい主催者と作家の方々の中で、思い切って揉まれてみよう。今は、そんな気持ちです。

 
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