トップページ  

ワークショップ:2007年の活動

デシ綿講習会----アジアの気候にはアジア綿を

2007年7月5・6日(石垣島)
2007年7月8日(南風原町)

趣旨
優れた吸放出性を持つ「デシ綿」。織り手と協議して、その特性を活かした使い勝手のよい糸をつくるために企画された勉強会。

http://nunupana.com/workshop/DSC_0097_thumb.JPGhttp://nunupana.com/workshop/DSC_0101_thumb.JPGhttp://nunupana.com/workshop/DSC_0104_thumb.JPGhttp://nunupana.com/workshop/DSCF0811_thumb.jpg
クリックで拡大

「デシ綿」とは?
アジア綿の一種(和綿もアジア綿の一種)。花の中心が黒く、雨から花・綿・種を守るために花を下向きに付け、綿の実も下向きに付ける。

1. 繊維が太く短く、弾力性に富み、パイプ状の構造を持つため麻に近い性質があり、吸放出性が通常綿糸(米綿)に比べて1.5倍という優れた特性がある。
2. 染色性に優れている。(藍で染めた場合、通常3回染めなければいけない濃度に1回で達する)
3. しかし、デシ綿はその極端に太く短い繊維のために、糸にすることが困難で、従来脱脂綿、布団綿としての利用しかされていなかった。


場所:「大濱信泉記念館」および森伸子宅(石垣島)
   「ぬぬ工房」(南風原町)
対象:染織従事者
講師:高橋裕博、荻野 大

内容
・綿(アジア綿、和綿、米綿 他)全般に関する講義
・デシ綿の特性を知る
・糸の番手、撚糸、撚糸の設計法など

結果報告
参加者:〈5日〉7名、〈8日〉10名

今まで「綿」と認識していたのは、米綿のことであり、綿には様々な種類があること、その繊維長や構造の違いによる特性を学んだ。デシ綿の特性(吸湿、速乾性)を肌で感じるため、サンプルのTシャツを着てみて、びっくり。7月の石垣島の太陽の下でも、ひんやりするのだ。魔法のよう!
苧麻や芭蕉など、自ら紡いだり、紡ぐ人が身近にいる「糸」のことは知っているが、紡績糸に関しての知識は参加者のほとんどが皆無に近い。紡績会社の社員であり、マニアックなまでに研究熱心な荻野先生との質疑応答、シルケット加工の恐ろしさを知る実験など、ぬぬパナ名物「てんこ盛りドタバタワークショップ」だったが、実りも多かったと思う。
ワークショップでの協議の結果、10/1単糸に加え、10/3、10/5、10/7の糸を撚糸することとなった。それらの糸が作品となり世に出、皆様にデシ綿の心地よさを体感していただける日が待ち遠しい。

シンポジウム「八重山の藍----木藍のこれから」

2007年6月23日

趣旨
八重山では古くから含藍植物である「ナンバンコマツナギ」「タイワンコマツナギ」が栽培されており、「木藍」「インド藍」という名称で活用されてきた。しかし、徳島県阿波に代表される「蓼藍」や沖縄本島本部町の「琉球藍」など名高い藍産地の影響のもと、現在では島の藍の生産が著しく減り、存在そのものが風前の灯となりつつある。八重山の人々にとって、「いつ世」の絣で知られるミンサーの細帯や、藍を焦げるほどに深く染め上げることを意味する「ヒジリウチクイ」など、藍は祈りの布を製作するにあたって、なくてはならない染料素材である。今こそ島の藍の価値を広く知らしめ、古来の手技を継承していく必要に迫られているのではないだろうか? シンポジウムでは、木藍の生産者・研究家・染織作家など多方面の関係者に現状と可能性を語り合っていただき、見識を深める機会としていく。

http://nunupana.com/workshop/DSC_0025_thumb.JPGhttp://nunupana.com/workshop/DSC_0603_thumb.JPGhttp://nunupana.com/workshop/DSC_0610_thumb.JPG
クリックで拡大

場所:石垣島
主催:ぬぬぬパナパナ+「八重山の藍」シンポジウム実行委員会
後援:石垣市、竹富町、石垣市教育委員会、南山舎、八重山毎日新聞社、石垣市織物事業協同組合、竹富町織物事業協同組合
協賛:みんさー工芸館、平田観光株式会社、やいま中央クリニック、
   やちむん館、ヨーガンレール・松浦秀昭、(有)パナ・ン、koru
   他18社

「八重山の藍」シンポジウム実行委員会
委員長:石垣博孝
委員:大浜 豪、那根 真、砂川拓也、森 伸子、安本千夏
記録:中道次郎

内容
◎第1部:講演
「日本列島の藍染探訪記」 講師:富山弘基
「藍の産地の必要性と可能性
  ----独自性豊かな産地形成を目指して」 講師:小橋川順市

◎第2部:パネルディスカッション
「地域の自然を生かした藍産地の確立について語り合う」
コーディネーター:富山弘基
パネラー:小橋川順市、新 絹枝、新垣幸子, 深石隆司, 松竹喜生子, 島仲由美子, 大浜 豪
展示:小浜島の成底トヨさん(故人)の織られた八重山藍・クンジの着物(大山 剛氏所蔵)、竹富民芸館所蔵の70年位前に織られたミンサー帯、石垣昭子制作、八重藍生葉染め布地

結果報告
参加者:100名前後

日本全国の藍産地に通暁する富山氏からは、「ナンバンコマツナギ」の有用性が、小橋川氏からは地域の特性を活かした産品の必要性が語られた。パネルディスカッションでは、地域の自然と文化を生かした藍産地の確立について語り合い、日本で唯一ともいえるこの2種の含藍植物に、八重山ならではの地域名称の必要性について、会場からも意見が交わされ、「八重山藍」という新たな名称の提案がなされた。

シンポジウム「八重山の藍----木藍のこれから」関連イベント
2007年6月22~26日

木藍染色体験ツアー

ぬぬぬパナパナが企画した「八重山の藍」を学び・体験する、こだわりの八重山染色ツアー

内容
・「八重山の藍」シンポジウムに参加(懇親会では講師、パネラーとも交流)
・島藍農園にて「木藍の泥藍仕込み見学・木藍による染色」体験
・竹富島にて島仲由美子氏指導の「芭蕉の繊維採り」体験 他

http://nunupana.com/workshop/DSC_0078_thumb.JPGhttp://nunupana.com/workshop/DSC_0092_thumb.JPGhttp://nunupana.com/workshop/DSC_0116_thumb.JPGhttp://nunupana.com/workshop/DSC_0118_thumb.JPGhttp://nunupana.com/workshop/DSC_0145_thumb.JPGhttp://nunupana.com/workshop/DSC_0150_thumb.JPGhttp://nunupana.com/workshop/DSC_0158_thumb.JPGhttp://nunupana.com/workshop/DSC_0677_thumb.JPGhttp://nunupana.com/workshop/DSC_0644_basho_thumb.JPGhttp://nunupana.com/workshop/DSC_0646_thumb.JPGhttp://nunupana.com/workshop/DSC_0688_thumb.JPGhttp://nunupana.com/workshop/DSC_0664_thumb.JPGhttp://nunupana.com/workshop/DSC_0675_thumb.JPGhttp://nunupana.com/workshop/DSC_0696_thumb.JPGhttp://nunupana.com/workshop/DSC_0697_thumb.JPG
クリックで拡大
シンポジウム「八重山の藍----木藍のこれから」関連イベント
2007年6月22日

上映会「INDIGO」

天然染料顔料会議・事務局の角寿子さん(天然染料顔料会議事務局長)がお持ちくださった、インドをはじめとする世界の藍作りの様子を記録したDVD「INDIGO」(カナダMAIWA Production制作)を角さんの解説で鑑賞した。

http://nunupana.com/workshop/DSC_0565_thumb.JPGhttp://nunupana.com/workshop/DSC_0567_thumb.JPGhttp://nunupana.com/workshop/DSC_0569_thumb.JPG
クリックで拡大

仕立て師・山本秀司師匠
  ----織り手のためのキモノワークショップ

2007年5月20日(石垣島)
2007年5月22日(南風原町)

趣旨
沖縄の織り手で、着物を着慣れた人は何人いるだろう?着たことがアル、ナイ・・・というのが、現状。 着尺を織るというのに、それでヨイのか?!そこで、仕立て師としてたくさんの着尺を扱い、日頃布をいじめたり、あやしたりしている山本氏にご登場を願っての勉強会である。

http://nunupana.com/workshop/DSC_0299_t.jpghttp://nunupana.com/workshop/DSC_0300_t.jpghttp://nunupana.com/workshop/DSC_0310_t.jpghttp://nunupana.com/workshop/DSC_0320_t.jpghttp://nunupana.com/workshop/DSC_0321_t.jpg
クリックで拡大

場所:小田宅(石垣)、大城廣四郎織物工場(南風原町)
対象:染織従事者
講師:山本秀司

内容
・着尺に関する基本的な注意点(強度、伸縮など)
・裁ち方
・湯のし屋さんなど、着尺に係わる職人さんの話
・魅力的な着尺とは?

結果報告
参加者:〈20日〉9名、〈22日〉8名

初めて聞くお話に、一同無心となって聞き入った。各自が持ち寄った布のサンプルへの的確なアドバイスを含め、成果は多いはず。
「うちくい展 vol. 3----オトコゴノミ」に反映されるか?!

△ページの一番上に戻る
    ---------
  • 活動について
  • うちくい展
  • ワークショップ
  • 今後の予定
  • いままでの活動
  • events
  • who's who
  • yell!
  • 会員募集
  • ぬぬパナ辞典
  • リンク
  • お問い合わせ
  • TOP PAGE
 
Copyright © 2007 nununu panapana All rights reserved.
掲載内容および写真の無断引用、転載を禁じます。